【助産師執筆】 育児用品はいつ購入する?準備時期と必要物品を解説!

出産

つわりが落ち着きお母さんの体調が安定してくると、出産の準備を考えますよね。

赤ちゃんの育児用品は何を準備したら良いのか悩んでしまいませんか?

赤ちゃんの育児用品は出産後2か月頃までに使う物品を準備しておくことが必要です。

出産後2か月頃まではお母さんの体調が回復する期間であること、育児の忙しさでお母さんが外出することが難しいため、事前に準備をしておくことになります。

助産師による育児用品の解説を参考に、赤ちゃんの育児用品の疑問を解決してくださいね。

育児用品の準備はできるだけ早めに!リストづくりも役立ちます

赤ちゃんの育児用品はできる限り早めに準備しておきましょう。

お母さんの入院に必要な物品は妊娠28週 (妊娠8ヶ月)を目安に準備してもらいますが、この時に赤ちゃんの育児用品も準備をしておくと良いですね。

妊娠28週を過ぎると妊娠後期に入るため、お母さんの体調が変化しやすく外出をして買い物をすることが難しい場合もあるからです。

赤ちゃんの育児用品は大きく分けて以下の5つになります。

  • 赤ちゃんの衣類
  • 寝具
  • 沐浴(赤ちゃんのお風呂)物品
  • 調乳物品(哺乳瓶やミルクなど)
  • 移動に必要な物品(チャイルドシートなど)

上記5つの育児用品の中でも、赤ちゃんの衣類、寝具、沐浴物品、移動に必要な物品は出産して必ず使う物品なので、先に準備をしておくと良いですね。

一方で、調乳物品は出産後の母乳の出具合に合わせるため、出産後に準備をしても間に合います。

調乳物品は妊娠中にリストを作成しておき、出産後に必要になったらリストを参考にすぐ購入できるようにしておくと便利です。

リストは実際に店舗を見て作成しても良いですし、ネットを活用してつくっても良いですね。

事前にリストを作成しておくことで、お母さんが買い物に行けない時に家族にお願いすることができるようになります。

育児用品の準備リスト!必要な理由も解説します

赤ちゃんの衣類

  • 肌着、長肌着:3〜5枚

赤ちゃんは代謝が活発なので、吸湿性の良い綿100%の素材を選びましょう。

  • ベビードレス:3〜5枚

赤ちゃんが自由に足を動かすことができるように、生後1か月未満の新生児期のうちはドレスを選ぶと良いです。

活発に足を動かすようになる生後2か月頃からは、股下がわかれているカバーオールも活用できるので、ドレスにもなり、カバーオールになるタイプを選んでも構いません。

  • おむつ:1〜2パック

赤ちゃんはどんどん成長するので、おむつのサイズも変化します。

新生児サイズのおむつを最低限の1〜2パック準備しておき、赤ちゃんの成長に合わせて適切なサイズのオムツを準備していきましょう。

  • おくるみ:2〜3枚

おくるみは赤ちゃんを保温するために使うものです。大きめのバスタオルでも代用できます。

寝具

  • ベビーベッド又は布団:1組

自宅の広さやお母さんの寝室の環境に合わせて準備しましょう。

ベビーベッドを置く広さがあればベビーベッドを活用して良いですし、お母さんが布団を敷いて寝る場合はお母さんの布団の隣に赤ちゃんの布団を敷いても良いです。

ベビーベッドを使う場合はマットレスも準備してくださいね。

  • 掛布団、毛布や肌がけ:各1組

掛布団は軽くて通気性の良いものを選びましょう。

毛布や肌がけはバスタオルでも代用できます。

お風呂の物品

  • ベビーバス :1つ

ベビーバスはプラスチックタイプや空気を入れて膨らませて使うタイプがあります。

自宅で沐浴を行う場所や収納のスペースを考えて準備しましょう。詳しくは、沐浴について解説したコラムも参考にしてくださいね。

【看護師執筆】赤ちゃんと一緒に沐浴を楽しみたい!失敗しないべビーバスを選びたい!
https://blog.ikujicare.jp/2019/01/21/baby-bathing/

  • ガーゼハンカチ:10枚程度

ガーゼハンカチは沐浴で赤ちゃんの顔を拭く時に使います。

その他授乳やミルクの哺乳でも使いますので、多めに準備しておくと良いです。
新品のガーゼハンカチは水通しをしてのりを落としておきましょう。

  • バスタオル:3枚

沐浴が終わった後、赤ちゃんの身体を拭く時に使います。
毎日使いますので、洗濯のペースに合うように準備しておきましょう。

  • 沐浴布:2〜3枚

沐浴布はお風呂で赤ちゃんの身体を包むために使います。

バスタオルと同様に毎日使いますので、洗濯のペースに合うように準備をしましょう。

沐浴布はフェイスタオルでも代用できます。

  • 洗面器:1つ

赤ちゃんの顔は清潔なお湯で洗うため、ベビーバスのお湯ではなく洗面器に準備した別なお湯で洗います。

  • 石鹸:1個

石鹸は弱酸性で赤ちゃんに使えるものを選びましょう。

固形タイプ、液体タイプ、泡タイプがありますので好みのものを選んで 構いません。

  • 湯温計:1つ

沐浴のお湯の温度は40℃が丁度良いので、温度の確認に使います。

  • 整容物品

爪切りを1つ、綿棒を1パック、体温計を1つ準備します。

どれもベビー用を準備しておくと良いですが、体温計は大人用でも代用できます。

くしは準備が可能なら1つ準備しましょう。

生まれた場合の赤ちゃんは髪が短かったり、髪の量が少なかったりするため、くしを使わずにバスタオルで撫でるように整えると十分きれいになります。

髪が長めの赤ちゃんは絡まってしまうこともあるので、くしを使うことが良い場合もあります。

調乳の物品

  • 哺乳瓶(乳首含む):1〜3本

哺乳瓶は出産が終わり、母乳の出具合を見て購入するか決めても間に合います。
出産の入院中に産院と相談して、必要な本数を確認しておきましょう。

  • 消毒用品:1組

哺乳瓶を消毒するための消毒液、消毒する容器 をそれぞれ準備しておきます。
消毒液を使用する場合は一度つくった消毒液は24時間使用できますが、消毒の終了までに1時間必要です。

電子レンジを使用するタイプの消毒用品もありますが、専用の容器が必要になり、電子レンジの消毒に適している材質の哺乳瓶を準備しなければなりません。
消毒方法の違いによるメリットとデメリットを考えて選んでくたさいね。

  • 哺乳瓶と乳首を洗うブラシ:1組

家庭で使う食器類とは別に哺乳瓶と乳首を洗うブラシを準備します。

哺乳瓶と乳首は中性洗剤を使用して構いません。

  • 粉ミルク:1缶

粉ミルクも出産して母乳の出具合を見てから購入するか決めても大丈夫です。

産院で準備されている場合もありますので、その場合は産院でもらった粉ミルクが少なくなった時に準備しても良いでしょう。

移動に必要な物品

  • チャイルドシート:1つ

チャイルドシートの着用は義務になっているため、退院して自宅に帰る時、自家用車の移動では必ず準備しておかなければなりません。

チャイルドシートはレンタルもできますので、購入するのが難しい場合はレンタルサービスを利用するのも一つの方法です。

  • ベビーカーや抱っこ紐:必要ならそれぞれ1つずつ

出産して間もない頃は赤ちゃんを抱っこして移動することの方が多いかもしれません。

赤ちゃんの成長に応じて必要なら準備をしましょう。

これまでご紹介した必要物品を以下にまとめますので、ぜひ活用してください。

<すぐに使うため事前の準備が必要なもの>

  • 赤ちゃんの衣類:肌着、長肌着、ベビードレス、おむつ、おくるみ
  • 寝具:ベビーベッド又は布団、掛布団、毛布や肌がけ
  • 沐浴物品:ベビーバス、ガーゼハンカチ、バスタオル、沐浴布、洗面器、石鹸、湯温計、整容物品
  • チャイルドシート

<あとから準備をして間に合うもの>

  • 哺乳瓶(乳首含む)
  • 哺乳瓶の消毒液、消毒する容器
  • 哺乳瓶と乳首を洗うブラシ
  • 粉ミルク
  • ベビーカーや抱っこ紐

参照元
母性看護学各論 第11版第1刷 医学書院 P.137〜139

全て購入する必要はない!代用やレンタルを利用して上手な準備を!

赤ちゃんの育児用品は出産後2か月頃までに使う物品を準備するため、種類や数が多いと感じるかもしれませんが、全てを購入する必要はありません。

友人や家族が使っていた育児用品をもらったり借りたりするのも良い方法です。
経済状況、代用やレンタルを上手に活用して必要なものだけを購入するようにしましょう。

赤ちゃんを心地良く迎えるために、家族と楽しみながら準備をしてくださいね。

【執筆者紹介】

助産師、保健師、看護師
菊地 綾香

総合病院、産科クリニックに勤務。看護大学教員として看護学生や助産師学生の教育にも携わる。約8年の助産師経験から得た妊娠、出産、育児に関する確かな知識と情報を届けるための活動も行なっている。

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